麻疹流行・成人風しん対策について
現在(2026年4月時点)、日本国内で麻疹が流行しております。
福島県内では報告はありませんが、各地で麻しんの発生報告数の増加しております。詳しくは、「感染症・インフルエンザ情報」のページをご覧ください。
成人の風しんワクチン対策
風しんは風しんウイルスによる感染症で、特徴は発熱、発しん、リンパ節の腫れです。感染後2~3週間の潜伏期間を経て発症します。発熱・発しんは数日で消失しますが、リンパ節の腫れは3~6週間続きます。また、脳炎や血小板減少性紫斑病等の合併症を認めることもあります。3日はしかとも言われ、子どもでは症状が成人より軽く済むことも多い病気ですが、妊娠早期(20週頃以前)の女性が感染することで、胎児に重篤な影響を与え、先天性心疾患や難聴、白内障等の先天異常を含むさまざまな症状を発症する先天性風しん症候群 (Congenital Rubella Syndrome :CRS)の原因となり、妊婦は特に注意が必要です。
予防には、麻しん風しん混合ワクチンの接種が有効です。
麻しん風しん混合ワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスと風しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。
このため、郡山市では次のような助成事業を行っております。
1.郡山市風しん抗体検査・風しんワクチン接種事業
<対象者>郡山市に住民票がある方で、(他市町村の場合、依頼書などが必要です。)
①妊娠を希望する女性
②妊娠を希望する女性の配偶者などの同居者(生活空間を同一にする頻度が高い方)
③風しん抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者となっています。
<抗体検査費用助成対象者>上記の方の中で
・過去に検査を受けて十分な量の風しん抗体がある者(HI法で32倍以上)を除いた方です。
自己負担なしで検査を受けられます。
<ワクチン接種費用助成対象者>
・抗体検査の結果がHI法で16倍以下の場合、ワクチンの費用の一部が助成されます。
(妊娠中またはその可能性がある方はワクチンが出来ないため対象外となります。)
・麻疹風疹混合ワクチンの場合、5,000円助成され、
当院の場合、自己負担は6,000円となります。
2.風しんワクチン第5期(成人)・国の風しん抗体検査(抗体検査の国の助成制度については令和7年3月31日で終了しておりますが、ワクチンの供給が一時、不安定になったため、郡山市では予防接種のみ令和9年3月31日まで延長しております。)令和7年3月31日までに抗体検査を施行し、ワクチン接種ができなかった方が対象となります。当院では麻疹風疹混合ワクチンにて接種しております。
※ご不明な点は、当院窓口または郡山市保健所(地域保健課)までお尋ねください。
2022年10月28日





